デリバティブ偏愛家の日記

2018/8 第4週 日経IV分析

新興国通貨が崩れているが、日経はUSDJPYが大して動かないこともあり、大きな動きは相変わらず無い。

日付 5P 15P 25P ATM 25C 15C 5C
2018/8/24 19.1% 14.8% 13.2% 11.5% 11.4% 11.4% 11.8%
2018/8/16 26.6% 20.3% 17.9% 14.6% 13.1% 13.0% 13.1%
2018/8/9 14.3% 12.0% 10.9% 10.5% 11.2% 11.4% 11.4%
2018/8/2 25.0% 17.9% 15.3% 13.1% 12.5% 12.4% 12.8%
2018/7/26 21.5% 17.3% 16.4% 13.7% 13.0% 13.1% 13.4%

カーブ変化

OTMのIVをDelta毎に集計。5PはDeltaが5%となるPut、25CはDeltaが25%となるCall。つまり右に行く程高いストライクとなる。

結局先週Put中心に上がったIVは随分と落ち着いた。

 

IV推移

IVと先物価格(中期)

左軸に残存固定、期近のIVと、先物の30日間ヒストリカルボラティリティ(HV)、右軸は先物終値。

 

IVと先物価格(長期)

左軸に期近のIVと、先物の30日、100日間HV、右軸は先物終値。

 

ボラ差分と先物価格(中期)

左軸、「期間SP」は期先IV-期近IV、「HV IV SP」は先物30日間HV-期近IV、右軸は先物終値。

 

期近IVとボラ差分(長期)

30日間HV-期近IV、期近IV。

 

リスクリバーサルと先物価格(中期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格。 

 

リスクリバーサルと先物価格(長期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格。

 

他のボラ指数との比較

水色:VIX、緑色:日経VI、橙色:EUR VSTOXX

 

総括

ネットでは日経平均が25,000を中心に上下500円程度動くsinカーブと揶揄されていたが(上下幅は違ったかも?)、まさにそんな印象。USDJPYがこれだと米株が動いても動きにくい。

USDJPYのボラが戻るには、市場の注目が「新興国通貨 vs USD」という構図から離れないと厳しそう(今はひたすらリスクオフだとUSDも買われているので)。流石にこの手の新興国通貨弄りは(価格変動的には続いても)市場の話題としては長続きしない印象があるので、そのうち収束するとすれば、中長期的にUSDJPYのVolを買って、新興国通貨のVolを売るのが良さそうだが、後者は色々ハードルが高そう。

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