デリバティブ偏愛家の日記

2018/9 第4週 日経IV分析

遂に三角持ち合い終了。

日付 5P 15P 25P ATM 25C 15C 5C
2018/9/21 32.3% 18.2% 16.2% 13.9% 12.2% 11.5% 9.0%
2018/9/12 63.9% 23.4% 19.1% 13.7% 11.5% 0.0% 0.0%
2018/9/5 16.1% 15.4% 15.3% 14.1% 15.2% 16.4% 36.5%
2018/8/29 18.3% 14.1% 12.7% 11.3% 11.3% 11.4% 11.7%
2018/8/22 21.9% 16.6% 15.0% 12.9% 11.5% 11.8% 12.0%

カーブ変化

OTMのIVをDelta毎に集計。5PはDeltaが5%となるPut、25CはDeltaが25%となるCall。つまり右に行く程高いストライクとなる。

動いた割にはカーブには大した変化は無し。9/12のOTM Callが死んでるのは満期直前のため。

 

IV推移

IVと先物価格(中期)

左軸に残存固定、期近のIVと、先物の30日間ヒストリカルボラティリティ(HV)、右軸は先物終値。

あまりに長かったレンジ相場で、IVが低水準だったことからか、レンジ内で動くだけでHVがIVを超える、という不可解な現象がやっと解消された。先物の上昇に対してはIVは僅かに上昇して反応している(リスクオン→先物上昇+IV低下と、レンジ相場終了→IV上昇で相殺された印象)。

 

IVと先物価格(長期)

左軸に期近のIVと、先物の30日、100日間HV、右軸は先物終値。

 

ボラ差分と先物価格(中期)

左軸、「期間SP」は期先IV-期近IV、「HV IV SP」は先物30日間HV-期近IV、右軸は先物終値。

 

期近IVとボラ差分(長期)

30日間HV-期近IV、期近IV。

 

リスクリバーサルと先物価格(中期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格。 

先週は満期直前ということでRRが荒れたが(市場が荒れたのではなく、単純にOTMの流動性が下がってプライスの信頼性が低下した)、この直近の上げで再度混迷を極めている。オプション市場としてはこの上げは予想外だったのでは?

 

リスクリバーサルと先物価格(長期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格。

 

他のボラ指数との比較

水色:VIX、緑色:日経VI、橙色:EUR VSTOXX

 

総括

ちょうど先週、「ブレイクする想定ではなさそう」と書いたらブレイクした。RRもバタついており、先行きをどう織り込んでいくのか分かり難い状況。USDJPYも俄かに動き始めており、米株が最高値圏となる中、日経も再度24,000円をトライするのだろうか。方向感は読めない+Callは相変わらず大してIVが高くないので、これまたバーティカルブル辺りが無難なのかもしれない。もしくは24,000円付近で買って塩漬けになったロング(先物というより個人のETF?)が波乱要因になると考えるなら、単純なGammaロングも視野に入りそう。ただ、結局東京勢が参加してからは揉み合いになっているので、後者は個人的にはあまり妙味を感じないが…

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