デリバティブ偏愛家の日記

2018/10 第1週 日経IV分析

米株が軟調なこともあり、Putを中心にIVが上昇。

日付 5P 15P 25P ATM 25C 15C 5C
2018/10/5 54.6% 23.7% 19.2% 14.5% 11.3% 11.0% 0.0%
2018/9/28 21.3% 15.9% 14.7% 13.4% 13.9% 14.0% 14.3%
2018/9/21 32.3% 18.2% 16.2% 13.9% 12.2% 11.5% 9.0%
2018/9/14 34.0% 19.5% 15.9% 13.2% 11.7% 10.9% 9.3%
2018/9/6 21.8% 18.1% 16.4% 14.0% 14.5% 14.6% 19.8%

カーブ変化

OTMのIVをDelta毎に集計。5PはDeltaが5%となるPut、25CはDeltaが25%となるCall。つまり右に行く程高いストライクとなる。

米株安の影響でCall側が下落し、Put側が上昇する、典型的な警戒ムード。SQが近いのでDeep OTMはデータが荒れ気味(ただ、期近、期先関係無く荒れている)。

 

IV推移

IVと先物価格(中期)

左軸に残存固定、期近のIVと、先物の30日間ヒストリカルボラティリティ(HV)、右軸は先物終値。

先物は結構な動きをしている印象だが、HVもATM IVも別に高くはない。あまりに動かない日経が長かったせいで、ただ筆者の感覚がおかしくなっているだけ説。

 

IVと先物価格(長期)

左軸に期近のIVと、先物の30日、100日間HV、右軸は先物終値。

 

ボラ差分と先物価格(中期)

左軸、「期間SP」は期先IV-期近IV、「HV IV SP」は先物30日間HV-期近IV、右軸は先物終値。

 

期近IVとボラ差分(長期)

30日間HV-期近IV、期近IV。

 

リスクリバーサルと先物価格(中期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格。 

RRの混沌が収まらないのは、単純にOTMのプライスの信頼性が下がっていると考えた方が良いのかな…

 

リスクリバーサルと先物価格(長期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格。

 

他のボラ指数との比較

水色:VIX、緑色:日経VI、橙色:EUR VSTOXX

OTM Putの上昇でVI指数はそこそこの上昇となっている。

 

総括

米株安・米債券安・ドル安となった週後半の影響もあり、オプション市場は全体にリスクオフムード。ただ、先物の水準自体は高いので、ATM IVが低めなのはそのためか(単純に下落に備えたヘッジがメイン?)。また、VSTOXXとVIXのスプレッドは相変わらず狭いままで、これが「ニュー・ノーマル」なのだろうか。結局未だに2月以降両者のスプレッドを取引していないが。

Tagged on: ,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です