デリバティブ偏愛家の日記

2018/10 第4週 日経IV分析

結局今週もリスクオフ。

分析の詳しい見方はこちら

日付 5P 15P 25P ATM 25C 15C 5C
2018/10/26 86.9% 45.2% 39.0% 28.7% 21.7% 20.1% 0.0%
2018/10/19 33.6% 27.4% 24.2% 20.5% 17.9% 17.4% 16.9%
2018/10/15 27.8% 27.2% 24.6% 24.2% 24.8% 26.3% 21.6%
2018/10/5 54.6% 23.7% 19.2% 14.5% 11.3% 11.0% 0.0%
2018/10/1 73.2% 26.8% 16.6% 14.6% 11.0% 10.0% 7.6%

 

カーブ変化

OTMのIVをDelta毎に集計。5PはDeltaが5%となるPut、25CはDeltaが25%となるCall。つまり右に行く程高いストライクとなる。

全体に凄まじいことになっている印象。25Putが40%という…5Callは流動性が枯渇しておりデータ無し。

 

IV推移

IVと先物価格(中期)

左軸に残存固定、期近のIVと、先物の30日間ヒストリカルボラティリティ(HV)、右軸は先物終値(東京引け値)。

HVの水準は一旦今年の2月のVIX祭並みに。

 

IVと先物価格(長期)

左軸に期近のIVと、先物の30日、100日間HV、右軸は先物終値(東京引け値)。

 

ボラ差分と先物価格(中期)

左軸、「期間SP」は期先IV-期近IV、「HV IV SP」は先物30日間HV-期近IV、右軸は先物終値(東京引け値)。

 

期近IVとボラ差分(長期)

30日間HV-期近IV、期近IV。

 

リスクリバーサルと先物価格(中期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格(東京引け値)。 

「RRはカオス」と毎週言っている気がするが、今週もカオス。

 

リスクリバーサルと先物価格(長期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格(東京引け値)。

 

他の株価指数系ボラ指数との比較

水色:VIX、緑色:日経VI、橙色:EUR VSTOXX

VIX>VSTOXX状態継続。日経VIは今回の初撃を超える水準まで上昇。

 

為替ボラ指数との比較

左軸は期近IV(東京引け値)、右軸はJYVIX(USDJPY版VIX)のNY引け値。

USDJPYのボラはもう少し上がって良いと思うのだが(注:ポジショントークです)

 

総括

スマイルカーブは久々に見応えのある形状になっており、全く落ち着く様子は無い。日本株は信用取引の追証にかかる強制決済が月曜にも来るという話だが、一旦のセリング・クライマックスになるのかは疑問。ATMと25Putで10%近くIVが異なるので、きちんとスマイル調整を細かいタームで計算し直さないとデルタヘッジの誤差も大きくなる状態。

話は変わるが、Googleトレンドで「追証」で調べたところ、現状2月程ではない模様。ただ、松井証券の発表する信用取引の顧客損失は結構な率になっており、何とも言えない。

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