デリバティブ偏愛家の日記

2018/11 第5週 日経IV分析

しれっと投稿し損ねたので、データは月曜東京引けまで。

分析の詳しい見方はこちら

カーブ変化

OTMのIVをDelta毎に集計。5PはDeltaが5%となるPut、25CはDeltaが25%となるCall。つまり右に行く程高いストライクとなる。

先週末にカーブだけ計算した時には5Pを除いても、もう少しフラットだった印象。Deep OTMは満期週特有の事象なのでスルー。

IV推移

IVと先物価格(中期)

左軸に残存固定、期近のIVと、先物の30日間ヒストリカルボラティリティ(HV)、右軸は先物終値(東京引け値)。

先物の上昇に対して素直にIVは低下。

IVと先物価格(長期)

左軸に期近のIVと、先物の30日、100日間HV、右軸は先物終値(東京引け値)。

ボラ差分と先物価格(中期)

左軸、「期間SP」は期先IV-期近IV、「HV IV SP」は先物30日間HV-期近IV、右軸は先物終値(東京引け値)。

HVは若干下げたが、IVも揃って下落したのでスプレッドは高水準を維持。限月間スプレッド的には平常の市場。

期近IVとボラ差分(長期)

30日間HV-期近IV、期近IV。

リスクリバーサルと先物価格(中期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格(東京引け値)。 

リスクリバーサルと先物価格(長期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格(東京引け値)。

他の株価指数系ボラ指数との比較

水色:VIX、緑色:日経VI、橙色:EUR VSTOXX

しれっと日経VI>VSTOXX>VIXの平均的な相場に戻っている。

為替ボラ指数との比較

左軸は期近IV(東京引け値)、右軸はJYVIX(USDJPY版VIX)のNY引け値。

USDJPY…(三週連続同コメント)。結局このまま年末の閑散相場となるとさらに下を掘る可能性もあるだろうか…?通常ならこのまま新年まで大きな動きは起きにくいが、トランプという爆弾を抱えている以上、目線としては日経ボラ売り+USDJPYボラ買いが良さそうではある。

総括

カーブは更に右肩下がりの形状に。25Delta CallのATM対比での低さは、そこそこ大きな下落があると必ず発生する程度の水準で、別に特段悲壮感の現れという程ではない。RRは再度直近では低水準に達しており、最近のひたすらバタバタする状況が続き、かつまともな板が存在して適正価格で約定するならRRロングはありかもしれない。

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