デリバティブ偏愛家の日記

2018/12 第2週 日経IV分析

【お詫びと訂正】

今年秋以降、RRのデータが荒れ気味でしたが、どうやらデータソースを変えた(JPX公表のデータは二種類あるので、それを変えた)ことで、変更後のデータに関しては筆者が集計する際のVBAにバグがあったために発生したようでした(ITM側のデータを使っていた模様)。

今年秋以前にも稀にそのデータを使った集計をしており、過去分を遡及して修正する作業を進めていますが、2017年以前のデータはまだ怪しい状態です。ご迷惑をおかけします。

分析の詳しい見方はこちら

カーブ変化

OTMのIVをDelta毎に集計。5PはDeltaが5%となるPut、25CはDeltaが25%となるCall。つまり右に行く程高いストライクとなる。

前週は米債で逆イールドが発生したことでPut中心にIVが上昇したが、一旦債券市場同様に落ち着いた印象。

IV推移

IVと先物価格(中期)

左軸に残存固定、期近のIVと、先物の30日間ヒストリカルボラティリティ(HV)、右軸は先物終値(東京引け値)。

21,000円はなかなか堅い。

IVと先物価格(長期)

左軸に期近のIVと、先物の30日、100日間HV、右軸は先物終値(東京引け値)。

ボラ差分と先物価格(中期)

左軸、「期間SP」は期先IV-期近IV、「HV IV SP」は先物30日間HV-期近IV、右軸は先物終値(東京引け値)。

意外と期先と期近のIV差はそこそこなマイナス状態を継続しており、レンジのわりにはそこは警戒感が強い模様。まあ年越す先物のボラが低いのは分からないでもないが。

期近IVとボラ差分(長期)

30日間HV-期近IV、期近IV。

リスクリバーサルと先物価格(中期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格(東京引け値)。 

RRは直近分データ修正を終えたものの、やはり荒れ気味なのは正しかった様子。

リスクリバーサルと先物価格(長期)

リスクリバーサル(RR)とはCall、Putの同水準DeltaのIV差分(Call-Put)。左軸は25DeltaのRR(残存固定)、右軸は先物価格(東京引け値)。

上述したように、2017年以前のデータは若干怪しいのでスルーして下さい。

他の株価指数系ボラ指数との比較

水色:VIX、緑色:日経VI、橙色:EUR VSTOXX

なかなかVIXが以前の水準に戻らない辺り、このレベルをニュー・ノーマルと考えるべきか(前も言った気がする)。

為替ボラ指数との比較

左軸は期近IV(東京引け値)、右軸はJYVIX(USDJPY版VIX)のNY引け値。

USDJPYのボラ年初来安どころか、ここ3年くらいで二番目に低い水準だった。

総括

データ修正、来週までには終えたい。

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