デリバティブ偏愛家の日記

2019/1 第2週 米金利分析

Excelが職務放棄するのは困る。

 1.イールドカーブ

縦軸に利回り、横軸が満期までの日数。指定日は前回記事を投稿した時の基準日(1/7)の水準。

短期を除いて若干の上昇。

2.中期イールド

主要年限(先物が存在する年限)の中期推移。

昨年末くらいの水準に。

3.中期スプレッド

主要年限同士の差分(スプレッド)。計算式は5Y-2Y。

2-5は0付近をウロウロ。10-30はゆっくりスティープニング継続か。

4.中期バタフライ

バタフライとは、短い年限と長い年限に買い(売り)、その間にある年限を売る(買う)取引手法で、イールドカーブの形状に注目するもの。「2-5-10」の計算式は以下。「2-5-10」が左軸、「5-10-30」が右軸。

5Y×2 – (2Y + 10Y)

また荒れ始めた(当社比)?

5.短期イールド変化

100営業日(約5ヶ月)前を基準1として、そこから各主要年限の金利がどう変化したか。

30Yは昨年夏の水準なのね。

6.短期10Y vs 5-10

左軸に10Y金利、右軸が5Y-10Yスプレッド。データは過去100営業日分。

7.長期10Y vs USDJPY

過去1,000営業日の10Y金利(左軸)とUSDJPY(右軸)の推移。

8.短期10Y vs USDJPY

データは全く上と同じで、期間が100営業日。

金利に比べるとUSDJPYの反発が鈍い印象を受ける。

9.短期為替相関

主要年限それぞれと、USDJPYの相関係数の推移。相関係数は前日比を過去20営業日分使って計算。

相関はだいぶ戻ってきた印象。

10.中期インプライドボラティリティ推移

左軸が10Y金利、右軸がその先物オプションのIV(TYVIX)。

何故かCBOEのデータが10日までしか更新されていなかったので、IVは10日分まで。金利反発で一旦ボラが下がった。

11.中期為替・金利インプライドボラティリティ比較

左軸がUSDJPYのIV(JYVIX)、右軸が10Y先物オプションのIV(TYVIX)。

同様に為替系のVIXも10日分まで。一旦落ちたが水準は直近では高い方。

12.10Yスワップスプレッド推移

左軸が10Y金利(10Y国債利回り)、右軸が10Yスワップスプレッド(10Yスワップ金利 – 10Y国債利回り)。

13.5Y、10Yスワップスプレッド推移

左軸が5Yスワップスプレッド、右軸が10Yスワップスプレッド。

荒いので分かり難い。金利は一旦反発したのでワイドニングに転換するのか?

総括

米金利は米株の反発を受けて上昇したが、IVはまだ高水準。30Yが比較的高い、というか買われないのはちょっと理由が分からないので、先物建玉も参考程度に見たいところだったが政府機能閉鎖で絶賛更新ストップ中。

…米株と米金利の相関がどう推移しているのかもモニタリングした方が良い気がしてきた。

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