デリバティブ偏愛家の日記

2019/2 第2週 米金利分析

米株との比較を諸々追加。

 1.イールドカーブ

縦軸に利回り、横軸が満期までの日数。指定日は前回記事を投稿した時の基準日(2/1)の水準。

欧州中心に金利低下。ただ、一応短いところはそれでも上昇している。

2.中期イールド

主要年限(先物が存在する年限)の中期推移。

3.中期スプレッド

主要年限同士の差分(スプレッド)。計算式は5Y-2Y。

スプレッドは今年に入ってからほとんど動かない。つまりパラレルに動いている状態。

4.中期バタフライ

バタフライとは、短い年限と長い年限に買い(売り)、その間にある年限を売る(買う)取引手法で、イールドカーブの形状に注目するもの。「2-5-10」の計算式は以下。「2-5-10」が左軸、「5-10-30」が右軸。

5Y×2 – (2Y + 10Y)

5.短期イールド変化

100営業日(約5ヶ月)前を基準1として、そこから各主要年限の金利がどう変化したか。

6.短期10Y vs 5-10

左軸に10Y金利、右軸が5Y-10Yスプレッド。データは過去100営業日分。

7.長期10Y vs USDJPY

過去1,000営業日の10Y金利(左軸)とUSDJPY(右軸)の推移。

8.短期10Y vs USDJPY

データは全く上と同じで、期間が100営業日。

EUR、GBP、AUDと買いたい通貨が無いのか、USD人気の状態。そのため米金利は下げ気味だがUSDJPYは思った程下がらない。状況を鑑みるに安易にロングショートし難い。

9.短期為替相関

主要年限それぞれと、USDJPYの相関係数の推移。相関係数は前日比を過去20営業日分使って計算。

10.長期10Y vs S&P500

左軸が10Y金利、右軸がS&P500指数。

今週から追加。教科書的には株と金利は相関するが、そうならないケースもままあるが(特にQE局面では株高+金利低下が恒常的に発生していた)、年始からまたその傾向が見られる。

11.金利インプライドボラティリティ推移

左軸が10Y金利、右軸がその先物オプションのIV(TYVIX)。

IV低下の流れ継続。

12.為替・金利インプライドボラティリティ推移

左軸がUSDJPYのIV(JYVIX)、右軸が10Y先物オプションのIV(TYVIX)。

結局昨年冬の安値付近か。

13. 為替・金利インプライドボラティリティパフォーマンス比較

左軸は200営業日(約10ヶ月前)を1としたUSDJPYのIV(JYVIX)と10Y先物オプションのIV(TYVIX)。右軸はJYVIX÷TYVIX。

今週から新規追加。その前のグラフは水準は分かり易いが比較しにくいので。JYVIX/TYVIXは直近で平均的な水準か。

14. 為替・金利インプライドボラティリティとVIXの比較

左軸がJYVIX÷VIXとTYVIX÷VIX、右軸はVIX指数。

今週から新規追加。マニアック過ぎる比較だが…アセット間のボラ上下の関係性について見ていきたいが、この形が最適解なのか謎。なのでもしかすると今後変えるかも。

15.10Yスワップスプレッド推移

左軸が10Y金利(10Y国債利回り)、右軸が10Yスワップスプレッド(10Yスワップ金利 – 10Y国債利回り)。

16.5Y、10Yスワップスプレッド推移

左軸が5Yスワップスプレッド、右軸が10Yスワップスプレッド。

総括

Fedハト化で株高+フラットニング再開なのかな、と思っていたが、スプレッドは大して動いておらず、フラットニング余地が少ないのが原因なのか、はたまた別に理由があるのか、いまいち分からない。

そもそも金利自体の動きもやや鈍いし、IVも低下しているので、単純に皆が様子見なのかも。

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