デリバティブ偏愛家の日記

2019/7 第1週 米金利分析

 1.イールドカーブ

縦軸に利回り、横軸が満期までの日数。指定日は前回記事を投稿した時の基準日(6/28)の水準。

米独立記念日のため4営業日分。NFPは予想160kに対し224kと好調だったが、賃金上昇率は前月比0.2%増と微妙。利下げ観測を大きく後退させる程ではなく、米金利は手前だけやや上昇。ちなみに短期金利先物から計算される7月の0.25%利下げはほぼ確定。

2.中期イールド

主要年限(先物が存在する年限)の中期推移。

3.中期スプレッド

主要年限同士の差分(スプレッド)。計算式は5Y-2Y。

久々に2~5Y中心に上昇したので、フラットニングに。

4.中期バタフライ

バタフライとは、短い年限と長い年限に買い(売り)、その間にある年限を売る(買う)取引手法で、イールドカーブの形状に注目するもの。「2-5-10」の計算式は以下。「2-5-10」が左軸、「5-10-30」が右軸。

5Y×2 – (2Y + 10Y)

5.短期イールド変化

100営業日(約5ヶ月)前を基準1として、そこから各主要年限の金利がどう変化したか。

6.短期10Y vs 5-10

左軸に10Y金利、右軸が5Y-10Yスプレッド。データは過去100営業日分。

7.長期10Y vs USDJPY

過去1,000営業日の10Y金利(左軸)とUSDJPY(右軸)の推移。

8.短期10Y vs USDJPY

データは全く上と同じで、期間が100営業日。

USDJPYも金利に合わせて上下。NFPでの動きの鈍さも最近は見慣れた。

9.短期為替相関

主要年限それぞれと、USDJPYの相関係数の推移。相関係数は前日比を過去20営業日分使って計算。

10.長期10Y vs S&P500

左軸が10Y金利、右軸がS&P500指数。

11.金利インプライドボラティリティ推移

左軸が10Y金利、右軸がその先物オプションのIV(TYVIX)。

この水準での一旦の膠着(HV低下)を受けてIVは低下。まあこれで雇用統計が悲惨な結果だと突っ込んで債券買いになっていただろうから、それが回避された安堵も若干あるのかも。ただ、NFP前からIVの低下は始まっていたが…

12.為替・金利インプライドボラティリティ推移

左軸がUSDJPYのIV(JYVIX)、右軸が10Y先物オプションのIV(TYVIX)。

USDJPYは短期金利の高さに対してボラがやけに低い、非常に魅力的な中長期の投資先だと思う(ロング持ってないのでこれはポジトークではない)。

13. 為替・金利インプライドボラティリティパフォーマンス比較

左軸は200営業日(約10ヶ月前)を1としたUSDJPYのIV(JYVIX)と10Y先物オプションのIV(TYVIX)。右軸はJYVIX÷TYVIX。

14. 為替・金利インプライドボラティリティとVIXの比較

左軸がJYVIX÷VIXとTYVIX÷VIX、右軸はVIX指数。

15.10Yスワップスプレッド推移

左軸が10Y金利(10Y国債利回り)、右軸が10Yスワップスプレッド(10Yスワップ金利 – 10Y国債利回り)。

16.5Y、10Yスワップスプレッド推移

左軸が5Yスワップスプレッド、右軸が10Yスワップスプレッド。

総括

ブログの広告が出たり出なかったりで謎が多い。一回ググれば解決しそうだが、面倒で放置している(検索しろ)

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