デリバティブ偏愛家の日記

2019/10 第3週 米金利分析

 1.イールドカーブ

縦軸に利回り、横軸が満期までの日数。指定日は前回記事を投稿した時の基準日(10/11)の水準。

■10/14
・コロンブスデーで債券市場は休場のため、あまり動き無し
・米がトルコに経済制裁発表

■10/15
・ブレグジットに関し、離脱協議案で合意に近づいているとの報道からリスクオン
・米企業決算は好調で、こちらも相場を後押し

■10/16
・円安を背景に日経が急伸し、年初来高値
・米小売売上高は予想+0.3%に対し-0.3%と低調(マイナスは7ヶ月ぶり)

■10/17
・英国とEUが離脱協定案で合意→GBP急伸(一時141.50付近)
・米鉱工業生産が予想以下で債券買い→米企業決算が好調で結局元に戻る
・米とトルコがシリアでの軍事行動を一時休止→TRY上昇

■10/18
・中国のGDPは+6.0%で市場予想を下回る結果
・米株はボーイングが737MAXに関しFAAに虚偽の報告をしていたとの報道で6%以上の下落→他の好調な決算の足を引っ張る

19日の英議会採決で離脱協定案が可決されるか、注目が集まる。

2.中期イールド

主要年限(先物が存在する年限)の中期推移。

3.中期スプレッド

主要年限同士の差分(スプレッド)。計算式は5Y-2Y。

今週も2-10辺りのスティープニングは継続。

4.中期バタフライ

バタフライとは、短い年限と長い年限に買い(売り)、その間にある年限を売る(買う)取引手法で、イールドカーブの形状に注目するもの。「2-5-10」の計算式は以下。「2-5-10」が左軸、「5-10-30」が右軸。

5Y×2 – (2Y + 10Y)

5.短期イールド変化

100営業日(約5ヶ月)前を基準1として、そこから各主要年限の金利がどう変化したか。

6.短期10Y vs 5-10

左軸に10Y金利、右軸が5Y-10Yスプレッド。データは過去100営業日分。

7.長期10Y vs USDJPY

過去1,000営業日の10Y金利(左軸)とUSDJPY(右軸)の推移。

8.短期10Y vs USDJPY

データは全く上と同じで、期間が100営業日。

株高でUSDJPYは小高い。とは言ってもここから上は5ヶ月近く突破出来ていない領域だが…本邦個人投資家の売りオーダーも厚いらしい。

9.短期為替相関

主要年限それぞれと、USDJPYの相関係数の推移。相関係数は前日比を過去20営業日分使って計算。

10.長期10Y vs S&P500

左軸が10Y金利、右軸がS&P500指数。

11.金利インプライドボラティリティ推移

左軸が10Y金利、右軸がその先物オプションのIV(TYVIX)。

流石にRVも低下してきたし、金利水準としても特段警戒感は無いがIVは比較的高い状態が続いている。SP500VIXも下記のUSDJPY IVも低下しているので、売り場なのか…?

12.為替・金利インプライドボラティリティ推移

左軸がUSDJPYのIV(JYVIX)、右軸が10Y先物オプションのIV(TYVIX)。

USDJPYのIVはきちんと低下。

13. 為替・金利インプライドボラティリティパフォーマンス比較

左軸は200営業日(約10ヶ月前)を1としたUSDJPYのIV(JYVIX)と10Y先物オプションのIV(TYVIX)。右軸はJYVIX÷TYVIX。

14. 為替・金利インプライドボラティリティとVIXの比較

左軸がJYVIX÷VIXとTYVIX÷VIX、右軸はVIX指数。

15.10Yスワップスプレッド推移(未更新)

左軸が10Y金利(10Y国債利回り)、右軸が10Yスワップスプレッド(10Yスワップ金利 – 10Y国債利回り)。

※データ取得元の仕様変更でデータ更新出来ず。

16.5Y、10Yスワップスプレッド推移(未更新)

左軸が5Yスワップスプレッド、右軸が10Yスワップスプレッド。

※データ取得元の仕様変更でデータ更新出来ず。

総括

どこで取引出来るのか不明だが、BTCGBPとBTCJPYがあれば土日の間にGBPJPYのポジションが組めるので来週月曜朝の動きを先取り出来るかも。面倒なのでやらないけど。

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